秋を知らせる木の実・木通

 
9月29日。そろそろ時期かなぁと山で探していたものがようやく見つかりました。ご近所の植物おじさんが「あの辺りに実っとるで」と教えてくれました。
桜の木をよじ登るように這っているツルの先に実る手のひらサイズの果実。中にはふわふわの白い果肉。久しぶりの木登りに不安になりながら採集しました。翌日にも早朝ランニング中に良サイズで食べ頃のものを発見。
 
 
あけび。漢字で書くと木通です。熟すと実がぱっくりと割れることから「開け(あけ)実(み)」と名付けられたそうです。
ふわっとした柔らかさ。柿のような素朴でクリーミーな甘さ。黒い種を吐き出す手間すら楽しい。秋を知らせる木の実ですね。今秋も口にすることができて嬉しい。