9年目の猟期がやってきた

 
10月1日。狩猟免許を取得し9年目の秋がやってきました。2023年11月15日から2024年3月15日までの4ヶ月間は毎年恒例の猟期です。
猟期以外の有害鳥獣捕獲期間も含めれば年中狩猟はできるのですが、メリハリがないのは苦手です。そのため、毎年猟期前後の半年ほどに集中して狩猟に取り組んでいます。
 
ここ2−3年は仕事が忙しく出張も多かったため、狩猟に集中し切れていませんでした。いえ、集中するどころか気持ちが向いていませんでした。そんな調子なので仕事や天気を言い訳にしている間にあっという間に猟期が終わってしまうのです。これではいかん。
 
西粟倉村内でジビエを提供する飲食店が増えたり、ふるさと納税の返礼品としてラインナップされたこともあり、㈱エーゼログループ(ハダの前職)が運営する獣肉解体施設は在庫が減っているとのこと。これではいかん。自分のためではなく誰かのために獣を獲るほうがモチベーションも湧くものです。今年こそは狩猟を頑張りたい。
 
今日は朝から夕方まで山に入り罠場の下見をしていました。田んぼの柵には自然薯がツルを伸ばしムカゴが実っています。栗の木の下には鹿が夢中になってデザートを食べた形跡があります。葉っぱが紅葉に向かい黄色く色づいてきました。毎日見ているはずの村の山の景色も林内に入り込んで見れば見えるものも変わるものです。
お決まりの出没スポットの現状確認はもちろん、罠場を新規開拓することもできました。頑張るぞ。